「曽爾高原」で黄金色に輝くススキを楽しむ

ススキの名所「曽爾高原」の紹介となります。
自然で日本の四季を楽しみたい方にとっては、一度は訪れてもらいたいスポットです。
曽爾高原を訪れた日の動き(旅のしおり)をなぞりながら紹介していきます。
曽爾高原とは?

『曽爾高原』
所在地:奈良県宇陀郡曽爾村太良路
標高:約700〜900m
面積:約38ヘクタール
関西有数のススキの名所
秋の夕暮れ時に黄金色に輝くススキを見に多くの人が訪れる
その地は一面ススキで覆われ、肥料の灰を作る目的で毎年3月中旬に山焼きが行われます。
地元住民の努力により、ススキとその素晴らしい景観が守られており、曽爾高原一帯は室生赤目青山国定公園に指定されています。
旅のしおり
当日の旅のしおりは次のとおり。
日程:2025年11月29日
名古屋からの日帰り旅のため、少しでも曽爾高原でゆっくり過ごせるように余白が出るように計画しました。
バスでも行けるが車がオススメ
秋のススキシーズン(10月〜11月末頃)は「近鉄 名張駅」から曽爾高原まで直通バスが運行していますが、本数が少ないため車で行くのをオススメします。
駐車場も次のように充実しています。
| 駐車場 | 特徴 | 料金 |
|---|---|---|
| 曽爾高原 野口駐車場 | ○ 収容台数150台 ○ 曽爾高原の目の前 ○ トイレあり | 800円(普通車) |
曽爾高原 森林公園駐車場 | ○ 収容台数200台 × 曽爾高原まで徒歩10分〜15分 ※上り坂なので時間以上にキツイ × 深夜から早朝まで使用不可 | 700円(普通車) |
| 曽爾高原ファームガーデン駐車場 | ○ 収容台数150台〜200台 ○ 24時間利用可 × 曽爾高原まで徒歩1時間弱 | 無料 |
ただし、ライトアップ「山灯り」がやっている時期や日没間近の時間帯は駐車場渋滞がすごいので注意が必要です。
僕が訪れたのはライトアップがやっていない時期で昼頃に着いたにもかかわらず、「曽爾高原 野口駐車場」はほぼ満車でした。
また、友人に聞いたところだと、一週前(11月20日頃、ライトアップあり)は3時間程度の駐車場渋滞で、夕方着だと何も見ることが出来なかったみたいです。
そんな悲しいことにならないよう、昼頃には着けるように計画しましょう。
期待以上に美味しかった「曽爾高原ファームガーデン」のランチ
曽爾高原周辺はランチの選択肢が多くありません。
行きたいと思っていた「垰~TAWA~レストラン」の予約が取れなかったので、仕方がなく「曽爾高原ファームガーデン」でランチを食べることにしました。



観光地にあるレストランなので、正直まったく期待していなかったが、想像以上に美味しくてびっくり。
ランチだけでも色んな野菜が楽しめるし、見た目も味も新鮮。
駐車場渋滞の事も考えて、ランチをここで食べてから、ゆっくり曽爾高原に行くのがいいですよ。
一面ススキの大地をハイキング
曽爾高原に着いたのは13時30分。
日没まで1時間30分ぐらいあるので、曽爾高原を一周することにしました。


日中は白銀色のススキが楽しめます。日の当たり方で表情が変わるのが素敵。

曽爾高原はゆっくり歩いても1時間かからないし、日中は人が少ないので、快適なハイキングを楽しめます。

曽爾高原にはテーブルと椅子が複数用意されているので食事休憩も出来ます。
ただし、国定公園のため火器の使用は禁止です。湯を沸かしてカップラーメンを食べたり、コーヒーを飲んだりは絶対にしないでください。
代わりにオススメするのが、「曽爾高原ファームガーデン」前の「銭の花」の草もちを買って食べる。
1個200円で安すぎない?と思うぐらいの大きさで、よもぎ!!って声を出したくなるぐらいの高い香り。
つきたてなのも嬉しい。
多くの観光客に愛されている味で、買わなきゃ損です。
黄金色に輝くススキ

日没前は混み合うので、早いうち(日没1時間30分前)から、亀山峠を登り始めました。
これが、普段から運動していない人にとっては結構キツイ。
それに、頂上は風が強くて、動かず待っていると体が急激に冷えます。ストレッチと防寒対策は必須です。
(余談ですが、この数日後にインフルエンザに罹りました。。。風邪をひかないように注意してください。


数多くの人が訪れる名所だけあって、日没前の黄金色に輝くススキは言葉にならないぐらい綺麗でした。
写真や動画を見返しても綺麗だなと思いますが、実際の光景はもっと壮大かつ繊細な美しさがあります。
さいごに
田舎育ちの自分にとっては、当たり前のように見ていたススキでここまで感動すると思ってなかったです。
1人でも多くの人に日本の自然の美しさを知って、楽しんでもらいたい。
そんな想いで、これからも日本の自然を紹介していきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また覗きに来てくださいね。

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