「京都に来なさい」の誘いに導かれた旅の記録

「いい感じの家が出来たから、みんなで京都に遊びに来なさい。」
「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンより、心動かされる友人からの強いメッセージに導かれた一泊二日京都+α(淡路島・徳島)旅の記録です。
1日目(2025年8月24日)=名古屋⇨淡路島⇨徳島⇨京都=
関西は行き尽くしたから遊ぶ場所を決めるのも一苦労
仕事の都合で友人みんなが京都に集合できるのは夜だったので、それまでどこか観光できる場所を探すことに。
社会人になってからの複数人旅って、それぞれのやりたい事をどうやってまとめるか、最適解は何なのかを考える必要がある。
そういうのめんどくさいっていう人は多いと思うけど、色んな価値観に触れられるので僕は楽しい。
ただ、今回は頭を悩ますぐらい困った状況で。
なぜなら、行きたい場所を提案するタイプの自分が関西エリアは行き尽くしていて、行きたい場所がなかったから。
一週間前まで何も決まってなくて、友人と相談していても「比叡山延暦寺」はどう?「大津エリア」は?最後には「牧場」はどうかな?
(北海道でもあるまいし、牧場って・・・)
行きたい!!ってテンションが上がらない提案って、楽しい旅というより、時間を消化するだけのタスク的な感覚。
全然候補地が決まらず、テンションが下がってきたその時、友人が言った一言、
「淡路島」はどう?行ってみたい。
行きたい!!行こう!
名古屋から出発して夜には京都というスケジュールで淡路島に行くことは可能なのか、その時は全く考えていなかった。
時間とかは考えれば何とかなるわけで、まず、お互いのテンションが上がった場所に行こうとする事が大切だから。
プラン作り頑張った。
《淡路島》淡路島への上陸は高速船で
最初は高速バスを使おうと思っていたけど、明石港から高速船で上陸するプランへ変更した。
・予約可能のバスに空きが無かった。
・自由席のバスだと乗れるか乗れないかが不透明過ぎて不安。
・時間がかかるため、淡路島観光する時間が減ってしまう。

淡路島(岩屋港)へ行ける高速船(淡路ジェノバライン)がある明石港までは明石駅から徒歩で10分程度。


切符は券売機で。日曜日だったからなのか、観光客は思いのほか少なかった。


船で移動って非日常でワクワクする。
乗船時間は20分程度で、船酔いを心配していたけど薬が無くても大丈夫だった。
料金と時刻表は以下のサイトで確認
《淡路島》サービス満点のレンタカー屋さん
岩屋港に着いたら、次は淡路島観光で使うレンタカーを借りに。
お世話になったのは、『淡路島レンタカー 森本商店』さん。
岩屋港近くにはレンタカー屋がここしか無いので、岩屋港から上陸してレンタカーで淡路島観光をする方は早めに予約してもらいたい。
それに、サービスも満点。
・岩屋港までの送迎サービス(店舗から5kmぐらいは無料送迎)
・ナビの使い方や車の基本操作を丁寧に教えてくれる。
・マイナンバー一体型免許証(紙の免許証無し)でも車の貸し出しOK。
※ただし、『マイナ免許証読み取りアプリ』が必要
特に、「マイナンバー一体型免許証(紙の免許証無し)でも車の貸し出しOK」は本当に助かった。
事前に電話した時は紙の免許証が必要だと言われたが、当日に『マイナ免許証読み取りアプリ』を使って提示してくれれば大丈夫と言ってくれた。
まだまだ車を貸し出すためには、紙の免許証が必要なレンタカー屋が多くて、当日になって借りれない、運転できないといったトラブルを避けるためにも事前に確認しておくのがいい。
予約はこちらから
《淡路島》建築好きには必見の「本福寺」
森本商店の店員さんに教えてもらったお寺で、世界的建築家・安藤忠雄によって1991年に設計された「水御堂」が有名。

大きな円形の蓮池が目の前に広がり、蓮池には一面にハスの花が咲いていて幻想的な雰囲気。
その池の下に本堂(水御堂)が造られていて、池中央の階段から、水面を割るように地下へと降りていく構造となっている。
モダンな現代建築と伝統の融合は建築好きには必見のスポットである。
《淡路島》オニオンリングが絶品の「AWAJI Seaside Walk Cafe」
朝が早かったので、ランチがてらゆっくりしようと探したCAFE。


スカイブルーの看板が目印で、外観は白とライトブルーを基調とした爽やかなデザイン。

パンは店内で焼き上げ、パティは注文後に焼成する、本格派のバーガーを食べる事ができる。
淡路島玉ねぎを食べたかったので、TOP FLEL(パティ・チーズ・淡路島玉ねぎ・レタス・トマト)とオニオンリングのセットを注文。飲み物が付いて、1910円。
オニオンリングはサクサク、ハンバーガーは肉も玉ねぎも肉厚ジューシーで、甘みがとても強かった。
これはリピートしたくなるお店。
テイクアウトもできるので、淡路島の海を眺めながら食べると最高かも。
《徳島》我ながらファインプレイだった「渦潮フェリー」
用事を終わらせてから、淡路島で合流予定の友人がバスに乗り遅れた。
みんなが楽しみにしていた淡路島から出発する「うずしおクルーズ」にはどんな方法を使っても間に合わない。
淡路島での一番の楽しみにしていただけに、同じぐらいの気持ちに持っていけるだけの候補地が全然見つからなかった。
せっかくなら淡路島クルーズでもいいか、徳島に行ってみてもいいか、ん・・・待てよ、徳島側からもクルーズあるんじゃないかな??
思い込みってのは怖くて、淡路島側でしか検索しておらず、徳島側は考えてもみなかった。
探してみると、徳島側に時間的にもベストなフェリーがあり、みんなに行こうと提案。
マジですごい!!行きたい!
テンションも上がり、無事に大阪からの友人とも合流できて、向かうは徳島県。
【高速観潮船 うずしお汽船】


初めて見た「渦潮」はすごいの言葉しか出なかった。
特に、最後の瀬戸内海と太平洋の海面段差は自然の神秘を感じられる。
友人が連続でもう一回乗りたいと言うぐらいに大満足のクルーズだった。

《徳島》鳴門で撮った写真たち





「エスカヒル・鳴門」の展望台では鳴門海峡と大鳴門橋を360度見渡せる。
渦潮フェリーの「うずしお汽船」から車で10分ぐらいの距離なので、セットで行くのをオススメする。
《京都》リベンジしたい「川床」でのディナー
淡路島・徳島を楽しみ過ぎて、京都での合流時間に間に合う高速船の出航時間ギリギリに乗船し、友人たちとディナーを食べに「川床」へ。
【京料理 竹島】
京都市内ではかなりの雨が降ったため、屋外ではなく、屋内で食べる事に。


社会人になってから知り合った友人で、年齢も職業もバラバラ。
自分で事業をやっている人、これから起業を目指している人、社会人になったばかりの人、そんな友人たちとの話は尽きる事がない。
外で食べれなかったのは残念だったけど、またリベンジしようで締めた楽しい食事会だった。
《京都》ノスタルジックな雰囲気が漂う銭湯「サウナの梅湯」

食事会を楽しんだ後はみんなで銭湯「サウナの梅湯」へ。
赤・黄・緑のネオン看板と提灯がノスタルジックな雰囲気を漂わせている。
明治時代に創業された木造建築を継承しつつ、内部は改修を行い清潔感が保たれている。
人気のお店で人が多かったので、さっと入って友人宅へ帰宅。
・風呂の温度が高くて、銭湯って感じ。
・電気風呂は入り続ける事ができないぐらい痛かった。
・店内で販売されているグッズが欲しくなる。

1日目のおわり
家に着いたのは0時過ぎ。
翌日は8時には出発しようと言っているのに、家に着いた途端に、桃鉄せーへん?の声。
朝3時30分起きの自分は結果が出たら教えてとだけ伝えて寝た。
しばらくして、ぼちぼち寝よかの声で目を覚ましたのは3時前。
仕事もプライベートもバリバリの人たちは体力お化け。
こうして、分刻みのスケジュールで充実した1日が終わった。
2日目(2025年8月25日)=京都=
《京都》のんびり過ごしたい「伊根の舟屋」
車で京都市内を朝8時に出発して「伊根の舟屋」へ。
およそ3時間ぐらいかかったが、車内でイントロクイズをして遊んでいたらあっという間に到着。


伊根の舟屋は、京都府与謝郡伊根町にある独特な建築様式の住宅群のことを言い、「海の京都」と呼ばれる地域を代表する景観のひとつ。
1階が舟のガレージ、2階が住居になっていて、舟をそのまま家の下から出せる造りは、漁業中心の生活に密接に結びついており、海と人の生活が一体化している。


海が見えるカフェやテイクアウトした飲み物を舟屋の1階に持ち込んで、のんびり過ごすのがオススメ。
※カフェと舟屋がセットになっている(このカフェで買った物のみ、この舟屋に持ち込みOK)ので注意が必要。
インバウンドで膨れ上がった外国人観光客も少なく、のんびり過ごす目的で「伊根の舟屋」を候補に入れてみてはいかがか。
僕もまた行きたい。
・行くには車が必要。
《京都》行くのは最初で最後になるだろう「天橋立」
誰もが知っているだろう日本三景の一つ。
伊根の舟屋のついでだからぐらいの気持ち。


願いを素焼きの小さなお皿(かわらけ)に書き、願いを込めながら輪っかのような的に向かって投げて、通せれば願い事が叶うとされている。
健康を願って無事に通せたので、まだまだ遊べそう。
確かに綺麗な景色ではあるんだけど、TVなどで見過ぎていたからなのか、答え合わせみたいな感覚だった。
もう行く事はないかな。
2日目のおわり
京都で友人と別れた後は別の友人と飲むために新大阪へ。
話が盛り上がり、気付けば終電で帰る事に。
会いたい人と楽しみ切った2日間だった。
また遊ぼう。
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