苗木城跡、想像以上に楽しかった

職場でふと話題になった「苗木城跡」。
周りの同僚は行った事がなく、お城・ハイキング・登山といった自然を楽しむキーワードには敏感な自分でさえも聞いたことすらない場所だった。
「じゃあ、みんなで行ってみますか?」
と軽い誘いから決まった「苗木城跡ハイキング」。
運動になればいいかなぐらいのノリだったが、これが想像以上に楽しかったんだよな。
苗木城跡とは?

『苗木城跡』
岐阜県中津川市苗木
昭和56年に貴重な近世城郭であるとして「国史跡」に指定され、平成29年には「続日本100名城」に認定されている。
木曽川から山頂の天守跡までは、標高差約170メートル。
急峻な地形を活かして築かれた山城。
旅のしおり
当日の旅のしおりは次のとおり。
日程:2026年4月25日(土)
まず検討したのは、苗木城跡までどうやって行くか。
・車で周辺の駐車場に止めて10分程度歩く
・北恵那交通バスで「苗木バス停」か「苗木城バス停」に行き15分〜30分程度歩く
※「苗木バス停」からは30分程度、「苗木城バス停」からは15分程度、ただし「苗木城バス停」への路線は期間限定運行

・中津川駅から1時間程度ウォーキング
選択したのは中津川駅からウォーキング。
歩き慣れていない方が多かったため、バスがいいかなとも思ったけど、4月でそこまで暑くないし、3.5kmなら無茶な距離でもないし、何より中津川の景色を眺めながら歩いた方が絶対に満足度が高い自信があったので、メンバーには歩きますよと半ば強引にウォーキングを決めた。
その代わりに、
ゆっくり歩けるように余裕を持つ
帰りはバスに乗る
この点を意識した時間設定に心がけた。
もし、同じような状況で計画したい方がいましたら、乗りたい「苗木城跡⇨中津川駅」のバス時間の3時間前に中津川駅を歩き始めると余裕を持って楽しめると思います。
まずは五平餅を食べて栄養補給
歩く前にはまず栄養補給。
ということで、中津川の名物「五平餅」を食べる事にした。

『喜楽五平餅 駅前店』
岐阜県中津川市太田町2-1-16
JR中津川駅より徒歩2分
営業時間:月・火・水・金・土・日
(10:30〜18:00)
木(定休日)
電話番号:0573-65-0708
昭和18年創業の老舗で、地元でもかなり定番のお店
第一回美濃飛騨楽市楽座五平餅No.1グランプリを受賞

開店前から並んでいたので、焼き立てを食べることができた。
職人の経験をもとに、両面を焼いて外をカリッと仕上げた(下焼き)五平餅の元を胡麻・胡桃・落花生と醤油・砂糖・みりんだけを使った無添加のタレに付ける。
五平餅は味噌ダレのイメージだが、喜楽のタレは醤油ベース。
それなのに味噌のようなドロっとしたとろみがあり、老舗のこだわりと技術が感じられる。

タレを付けたら更に焼く(本焼き)。
見ているだけでも香ばしさが伝わってきて、早く食べたい気持ちが加速する。

小判型ではなく、団子型の五平餅は初めてで、団子型は中津川の特徴らしい。
外がカリッと中がもっちりの食感がより楽しめて団子型の方が好きかも。
みんなもしっかり2本食べて、腹を満たし、さぁウォーキング開始。
木曽川沿いと飛騨街道を歩く
ほんの少しの曇り空の下、目的地の苗木城跡を目指し中津川駅から歩き始めた。


中津川駅を降りたら左に歩いて地下道を通れば、そこからはMAPの番号ごとに看板が設置されているので迷うことなくウォーキングを楽しめる。
MAPは以下のURLからダウンロード出来る。印刷しておくのがおススメ。


木曽川にかかる「玉蔵大橋」からの景色は絶景。
みんな足を止めて写真を撮っていた。


これ何の木だろうね?と景色と会話を楽しみながら、木曽川沿いをゆっくり歩く。
イタチとも遭遇し、徐々にウォーキングからハイキング色が強くなっていった。
四十八曲りを行くか飛騨街道を行くかの分岐点。
距離が遠くて道が険しいにもかかわらず、即満場一致で飛騨街道を歩くことに。
ハイキング慣れしていない方も、ここまででハイキングの魅力に取り憑かれていたと思う。

自分も地元の人と同じ感覚で人面岩の方がしっくりくる

弁慶が割ったとされる切り口
飛騨街道は山道ではあるが、急坂や岩場がなく、中津川駅から歩いたとしても会話を楽しむ余裕があったので、そこまでしんどくはないと思う。
山道をしばらく歩き、「苗木さくら公園」を抜けると目的地の苗木城跡に着いた。
来てよかったと声が上がった「苗木城跡」


苗木城跡に着くと、(高所恐怖症の後輩を除いて)みんなの足取りはさらに軽くなった。
山紫水明の絶景を望む 巨岩に築かれた山城のキャッチフレーズに恥じない光景が目の前に広がり、早く天守跡に登りたい気持ちが疲れた体を動かしたのだと思う。
天守跡に設置された展望台からは恵那山・木曽川・開通予定のリニモの橋(工事中)を見る事ができた。
また、4月下旬の新緑を楽しめる季節でもあり、芽吹いたばかりの柔らかい若葉が織り成す緑のコントラストがとても綺麗。
時間の関係で一つ一つのPOINTを丁寧に見る事はできなかったが、怪我がなく、ガイドとしては一安心だったし、何より来て良かった、誘ってくれてありがとうと言ってもらえたのが嬉しかった。
日本の歴史と自然に感謝しつつ、帰路へ。
初めましての「蕎麦がきぜんざい」に魅了され
苗木城跡からバスで中津川駅へ戻り、昼食を食べるため、事前に決めていた蕎麦屋に向かうことに。

『蕎麦 すぎむら』
岐阜県中津川市大田町1-5-26
中津川駅より徒歩10分
営業時間:月・火・土・日
(11:00〜15:00)
水・木・金(定休日)
電話番号:0573-65-4019
午後には蕎麦が無くなる可能性があるため電話で要確認
蕎麦はすべてつなぎなしの十割そばというこだわりがあるお店。

何の蕎麦にしようかめっちゃ迷ったけど、メニューにあるならと長野・木曽地方の冬の保存食すんきを使った郷土料理すんき蕎麦を注文した。
お腹がかなり空いていたので、大盛り。
がっつり食べたい欲望を満たす蕎麦ではないが、ほどよい酸味が疲れた体に染み渡った。
それと、蕎麦ともう一品、蕎麦がきぜんざいも注文した。
自分たちより先に入っていた団体のお客さんみんなが食べていて、何その食べ物?って感じで気になってしょうがなかった。

蕎麦がきは蕎麦粉をお湯で練って作られていて、お餅よりも軽く、柔らかい食感。
普通のぜんざいよりこっちの方が好きかも。
すぎむらでの蕎麦がきぜんざいは「店主のオリジナルで美味しいんですよ。」と店員さんが誇らし気に言うのも納得するぐらいに、あまりにも美味しくて食べるのに夢中になってしまった。
そのため、せっかくの肝心の蕎麦の風味を楽しむのを忘れてしまったので、また出会えたら、落ち着いて楽しみたい。
そんな感じで魅了されたこの蕎麦がきぜんざいという食べ物。
ハイキングメンバー誰一人として知らず、食べてみたい食べてみたいと全員が追加で注文した。
知らない食べ物との出会い、みんな食べれてLUCKYだったよねー。
ハイキングを終えて
これで苗木城跡ハイキングは終わり。
食べ物も歴史も自然もすべて名古屋市内から日帰りで楽しめるのでおススメです。
翌日の軽い筋肉痛が心地良かったぁ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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